日本ライトフライ級王者川満俊輝(28=三迫)がTKOで初防衛に成功した。日本王者が最強挑戦者を迎えるチャンピオンカーニバルの一戦として、同級1位安藤教祐(31=KG大和)の挑戦を受け、6回2分29秒、TKO勝利を収めた。
序盤から前に出てプレッシャーをかけ続けた川満は序盤から上下に打ち分け、強烈な右ストレート、左フックをねじ込んだ。左フック、右ストレートで反撃した安藤の攻撃をしのぐと、ワンツーなどで攻め続けてレフェリーストップ勝ちを収めた。安藤とは21年1月に対戦。前回は46秒殺しており、川満が返り討ちした形となった。
昨年12月に大内淳雅(姫路木下)にTKO勝利。2度目のタイトル挑戦で、念願の日本同級王者となったばかり。約5カ月後の初防衛戦もTKOで勝利した川満は「ここまで頑張ってくれた安藤選手に本当にお礼を言いたい。ありがとうございました。初防衛戦ということはあまり気にしていなかったですが、安藤選手はリベンジを狙っていて僕は追われる立場。強い覚悟でくると思った。僕も強い気持ちでいかないと勝てないと思っていた」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
沖縄・宮古島市出身で初めての日本王者となる。「みなさんが優しくて応援してくれる気持ちがパワーをくれた」と感謝した上で「まだまだ何とも言えない内容だったので、(三迫貴志)会長と横井(龍一)トレーナーからの厳しい指導が待っていると思う。それを乗り越えて上のレベルに行きたいと思う」と決意を新たにしていた。【藤中栄二】

