ボクシングの前WBC世界ミニマム級王者で同級2位の重岡優大(27=ワタナベ)が、世界王者返り咲きへの意欲を示した。
今年3月、2度目の防衛戦でベルトを失って以来の再起戦はWBO世界同級12位サミュエル・サルバ(27=フィリピン)との対戦が組まれた。48・6キロ契約の10回戦で前日計量は重岡が48・4キロ、サルバが48・2キロでクリアした。
重岡はサルバについて「表情もいいし、しっかり仕上げてきている印象。いい試合ができると思う」。意識については「再起戦から特に試合に臨む気持ちは変わらない。目の前の相手を倒すだけ。KOするために全力を尽くします」と宣言した。
支え合ってきた弟の銀次朗もIBFのベルトを失った。「僕も弟もポジティブだと思う。これは俺らに与えられた試練。この壁を乗り越えて見ることができる景色がある。思った以上に早い段階で切り替えることができた」。今回も弟の銀次朗が全面サポート。再び兄弟世界王者へ、兄が先に第1歩を記す。

