プロボクシングIBF世界スーパーフェザー級3位力石政法(30=大橋)が兄弟同時王者実現の意識を高めた。

10月17日、東京・後楽園ホール開催されるフェニックスバトル123大会のメインでフィリピン同級王者アーネル・バコナヘ(30)との同級10回戦に臨む。26日には東京ドームシティ内で記者会見に臨んだ。6月にLUSH緑ジムから大橋ジムに移籍。ジム移籍初戦となる。

今年3月、敵地でWBC世界シルバー同級王者マイケル・マグネッシ(イタリア)に12回KO勝ちして以来、約7カ月ぶりのリングとなる力石は「メインで少しプレッシャーを感じている。相手選手も僕の世界ランクを狙って失うものは何もないぐらい、捨て身の覚悟でくると思う。僕も油断なく全力で仕留めたい。前回はふがいない試合をした。力石だったら世界王者になれるのではないかとみなさんに思ってもらえるように頑張りたい」と意気込みを示した。

拳を交えるバコナヘについて「映像を見た限りではたまに大きなパンチも振ってくる。低い姿勢で倒しにくい相手だが、僕に求められているのは勝つことだけでなく、勝ち方も求められている。絶対にKOで倒す」とKOでジム移籍初戦を飾る意気込みだ。既に世界ランク上位でもあるため「世界前哨戦」とも位置付けられる試合。所属ジムの大橋秀行会長(59)は「力石-バコナヘ戦は激しい試合になる。(世界挑戦は)いろいろなタイミングがある。チャンスがあればいきたい」と説明した。

力石の兄のIBF世界ライトフライ級2位矢吹正道(LUSH緑)が10月12日、愛知県国際展示場で同級王者シベナティ・ノンシンガ(25=南アフリカ)に挑戦することが発表済み。力石は「(矢吹が)ずっと勝ち続けてきたので、いつ世界戦決まってもおかしくなかった。決まって僕もうれしい。僕らの夢は同時に世界王者になっていること。兄貴が先に世界王者になれば、僕もより世界王者にならなくてはという気持ちが強くなると思う。兄貴に期待している」とエールを送っていた。