「ミライ☆モンスター」と呼ばれるプロボクシング日本フェザー級王者松本圭佑(25=大橋)が10月17日、東京・後楽園ホールで同級5位中川公弘(33=ワタナベ)との4度目防衛戦に臨む。所属ジム興行フェニックスバトル123大会のセミフェイナルで組まれた。26日、東京ドームシティ内で中川とそろってカード発表会見に出席した。
今年6月の藤田裕史(井岡)戦以来、約4カ月ぶりのリングとなる松本は「コンスタントに試合ができることをありがたく思います。僕の課題は初心を忘れず、もっとハングリー精神をもってひたむきに取り組んで良い試合をして興行を盛り上げ、世界にアピールしたい」と強い意気込みを示した。
前回の藤田戦はジャッジ3人全員がフルマークという一方的な展開。KOを逃したという印象の強い、不完全燃焼の3度目防衛成功だった。前回の試合内容や反省を踏まえながら「自分の夢、小さい頃に何を目指してボクシングをしてきたのか。そういったことを考えて、小さい頃から大橋ジムで練習させてもらい、いろいろな先輩の背中をみて、どうやって世界王者になってきたのか。そういうことをもう1度考えて。練習に対する姿勢、思いから考え直して取り組んできた」と精神面や意識の変化を口にした。
松本はアマチュア時代からフジテレビ系フジテレビ系ドキュメント番組「ミライ☆モンスター」に登場。14年から放送される同番組は日本の未来を担い、将来「モンスター」に輝く可能性がある金の卵を応援する番組で、松本は中学3年時から取材を受けており、愛称も「ミライ☆モンスター」となっている。
一方、タイトル初挑戦となる中川は3月に殿本恭平(勝輝)に判定負けして以来の再起戦でチャンスをつかんだ。松本と握手を交わし、フェースオフ(にらみ合い)も展開した中川は「松本選手はすごくミライ☆モンスターでテレビに出ていて。ずっと前から観ていましたし、うまいと定評のあったアマチュア経験も豊富な選手。自分にとって今までのボクシング人生で大きな舞台は初めてになる。挑戦ではあるかもしれないが、記念ではなく、必ず(王座を)取りにいくことを心掛けたい」と静かに闘志を燃やしていた。

