拳王(39)が第1試合に登場し、自身の「拳王チャンネル」オーディションで見いだし、まだデビュー2戦目の小田嶋大樹(23)にシングル戦で胸を貸した。

拳王は余裕の表情で小田嶋のエルボーを受けるだけ受け、容赦なく得意のキックをたたき込んだ。温情で手を抜くことはなく、強烈なボディスラムでたたきつけ、キャメルクラッチで締め上げた。

熱い戦いのさなかにロープがいきなり取れてしまうアクシデントもあったが、最後は拳王が蹴暴(きぼう、サッカーボールキック)で簡単に3カウントを奪って勝利。試合後にはフラフラになった小田嶋に握手を求めた。

しかし小田嶋がこれを拒否。拳王の右手を自分の右手で全力で張り飛ばした。これには拳王もニヤリ。右手が痛いというジェスチャーをしながら小田嶋へ拍手を送った。

バックステージでも「今まではオーディションの審査員と受験生だったけど、もうリングに上がったらそうだよな、もうライバルだよな。お前のハートは間違ってねえぞ。いつでも俺の前に立ってみろ。いつでもたたきのめしてやるからな。おい、小田嶋、お前のハートはプロのレスラーのハートだ。これからが楽しみだな。ああ、痛いな」と小田嶋の負けん気をたたえていた。