アジア最大の格闘技団体ONEチャンピオンシップが27日に開催する「ONEフライデーファイツ(FF)81」(タイ・ルンピニースタジアム、日本時間午後9時30分開始)でタン・ジン(19=ミャンマー)と戦う武尊(33=team VASILEUS)が24日、タイからオンラインで取材に応じた。
死闘の末に0-3で判定負けし、筋断裂や骨折など大けがを負った1月のスーパーレック戦以来の復帰戦。武尊はタン・ジンの印象について「一発ある選手だし、体も強そうだし、気持ちも強いんだろうなって。(過激で知られるミャンマーの立ち技打撃格闘技)ラウェイ出身っていうのもあるし。あとはサウスポーにスイッチしたりもするんで、結構トリッキーな動きもある。警戒するところが多いかな」と語った。
1月のスーパーレック戦の際も、当初対戦が予定されていたロッタンが負傷欠場。急きょスーパーレックの王座に挑戦することになった。今回も、もともとはブラック・パンサーと戦う予定だったが、同選手が負傷したため、相手がタン・ジンに変更となった。武尊は「ONEに来て、まだ勝ててないっていうのもあるし、前回(スーパーレックに)負けて。現役中、2連敗したことないんで。ONEと契約して2連敗は許されないと思ってるし。負けられないプレッシャーはありますね」と率直な気持ちを明かした。
「今は本当にとりあえず勝つことだけですね。勝つ姿を(ファンに)見せたいという気持ちだけです。でもプラスアルファでKOをして、ONEのファンにも僕の強さを見せたいなという気持ちもあります」という武尊は「調整方法はすごい今回、変えたんで、今までどちらかというと練習で追い込むことをメインにやってたんで。今回はコンディショニングはいつもの何倍もやってきた。そこは変わった点」とここまで入念に体のケアを行ってきたと説明した。
そして「戦う時にはKOする戦いしか僕はできないんで、倒すための戦いをやるんですけど、気持ち的にはやっぱ勝ちが欲しいっていう。今すごい勝ちに飢えてる気持ちなんで。本当デビューした頃と同じような、勝って前に進み続けないといけないっていう気持ちで今やってるんで。なんかいい試合見せなきゃとか、きれいなKOで勝たなきゃとか、そういう気持ちは一切ない。泥くさくても勝ちをつかみ取りたいっていう気持ちです」とあらためて勝利への意欲を示した。

