日本人世界王者による3度目の王座統一戦は、WBC世界フライ級王者の寺地拳四朗(33=BMB)が最終12回にTKO勝ちで制した。
WBA同級王者ユーリ阿久井政悟(29=倉敷守安)と壮絶な打ち合い。相手の気迫に押されていたが、最終ラウンドに猛ラッシュ。1分31秒TKO勝ちで、ライトフライ級に続いて2団体ベルト統一を果たした。
寺地の会見での主な一問一答は以下の通り。
-試合を終えて
「ユーリ選手、本当に強かったです。最後、本当に気持ちの勝負になってなんとか勝てたんですけど、もっと練習して強くならないとダメだなと思った。とりあえず、ほっとしてます」
-パンチをもらうシーンもあった
「効いたとかはなかったんですけど、僕自身もちょっと判断がよくわからない部分もあって、ちょっとふわふわしてるなって感じはあったんですけど、そこはトレーナーの指示で動けたっていうのは練習の成果かなと」
-12回までは接戦
「自分の中でやってる時にどっちがポイントを取ってるっていうのは全くわかんなかったんで、最後ほんとに気持ちで勝ちにいったっていうのが、試合で出てくれて最後まで諦めんと戦えてよかったなと思うし、でもやっぱりチームの声がなかったらいけてなかったと思うし、感謝しています」
-最終ラウンドまで危ない展開
「いや、本当に危なかったなって思うし、最後あそこでいけて、後悔なくいけてよかったなと思います」
-リカバリーで戻した体重と、戦いの難しさ
「体重は5キロちょいくらい増えた。ユーリ選手は試合には強いやろなと思ってましたけど、思ったより心決めて前に出てきたんで、その辺はちょっと圧倒された部分はありましたけど、なんとか押し返せてよかったかなとは思ってます」
-最終回、フィニッシュにつながった右ストレートについて
「感触はありましたけど、どういう流れで当たったかっていうのはあんまりわかんない。ホントにあそこがチャンスっていうので、気合でいったって感じですね」
-心が折れかけた、と。どの辺でか
「折れかけたもないんすけど、ちょっとふわふわしてたなっていう感じがあって、そこまでスイッチがバチって入る感じもなく行っていた感じはしてて、その中でほんとにトレーナーの声で徐々に目が覚めていったっていう感じは記憶の中ではあったかなって」
-「考えながら」というテーマについては
「実際、試合になると難しかったっていう部分はありますね。あんまり冷静に考えられてなかったかな。トレーナーの声でやっと動けてたかなっていうのはあるんで。やっぱり試合と練習では違うんだなっていうのは改めてわかったし、ボクシングって難しいなっていうのは思ったんで。こればっかりは難しいですけど、本番のことを練習するってなかなかできひんし、これもいい経験だと思って次につなげられたらいいなと」
-今後の展望は
「チャレンジしたい」

