春の最強戦士決定トーナメント「NEW JAPAN CUP2025」(ニュージャパンカップ=NJC)決勝が行われ、デビッド・フィンレー(31)が27分58秒、海野翔太(27)をオーバーキル(ブレーンバスターの体勢で持ち上げてから落とし、相手にヒザ蹴りをたたき込む技)で仕留めて初優勝を果たした。

フィンレーは4月5日の両国大会(両国国技館)でIWGP世界ヘビー級王者後藤洋央紀(45)に挑戦する。

フィンレーは終盤、海野にスピアーを浴びせようとした際、カウンターの強烈なヒザを被弾。さらにラリアットを打ち込まれた。だがカバーをカウント2で返すと海野の新必殺技Second Chapter(変形フィッシャーマンズバスター)を回避し、INTO OBLIVIONをさく裂させた。

フィンレーはパワーボム2連発で海野をマットにたたきつけると、その後、海野のSecond Chapter狙いを再びこらえ、オーバーキルで3カウントを奪った。試合後、なおも食らい付いてこようとする海野に対し「俺のようになりたければ、俺の後をついてこい」と意味深なコメント。そしてマイクで「俺がNJC新チャンピオンだ! 単刀直入に言う。ゴトー、ミスターチャンピオン、今すぐここに上がってこい」と解説席にいた後藤をリングに上げた。

フィンレーは「くだらない“後藤革命”は聞き飽きた。レベル(反逆者)でなければレボリューション(革命)はできない。レボリューションは俺にこそふさわしい」と後藤を挑発。すると後藤は「後藤革命はオマエには止められない。今は俺の時代だ。両国で証明してやるよ」と言い返して、両国決戦への機運を高めた。

後藤が去ると、フィンレーはBCウォードッグスのメンバーをリングに呼び寄せた。そして再度、後藤に向けて「俺は(昨年10月のIWGP GLOBALヘビー級王座戦で)ヤツの子供たちの目の前でゴトーを倒した。俺は満面の笑みを浮かべながらヤツの娘を泣かしたんだ。俺は“savage king(野蛮な王)”、ベルトを奪いにいく。だからオマエのおとぎ話はもう終わりだ。俺はオマエのタイトルを奪い取る。なぜなら憎しみこそがいつだって道を切り開くからだ」とメッセージを送った。