日本ミニマム級王者の松本流星(27=帝拳)が3戦連続KO勝利で「世界前哨戦」をクリアした。東洋太平洋同級9位ジョン・ケビン・ヒメネス(20=フィリピン)との106ポンド契約体重10回戦に臨み、計2度のダウンを奪って4回1分44秒、KO勝ち。同回に左ボディーでダウンを先制。立ち上がってきたヒメネスをロープ際に追い込み、再び左ボディーでダウンを奪取し、勝負を決めた。
タフなアジアランカーをキャンバスに沈め、3戦連続KO勝利を収めた松本は「狙ってはいなかった。特にKOは意識していなくて。いろいろなプレッシャーの中、負けられない試合だと思っていた」と率直な心境を口にした。現在、世界ランキングではWBA2位を筆頭にWBC6位、WBO9位、IBF14位と主要4団体でランクイン。世界挑戦が間近に迫っている。
松本は「一応、まだ日本タイトルを持ったままで。ここで負けたらどうなるのかとプレッシャーは感じていました」と安堵(あんど)の表情。「世界前哨戦」と銘打たれた1戦をクリアしたことで、一気に世界挑戦への可能性が高まった。 松本は「世界に向けて(王座を)取れると思われるように。自分は取れると思っている。今の(ミニマム級で)いけるのは自分しかいない。やるしかないという感じ。いつでもいけるように頑張る」と強い決意を示していた。

