元キックボクシング王者でボクシング転向後4連勝中の緑川創(38=EBISU K.s BOX)がタイトル初挑戦を果たす。11月27日、東京・後楽園ホールで開催されるフェニックスバトル146大会のメインで東洋太平洋スーパーウエルター級王者ワチュク・ナァツ(28=八王子中屋)に挑戦すると26日、発表された。同日には東京・水道橋でカード発表会見に出席し「(王者は)フィジカルは強く、かみ合う打ち合いになると思う。自分の気持ちにぶれず、自分のボクシングをしてタイトルを取りたい」と気持ちを高ぶらせた。
転向5戦目でアジア王座挑戦を迎えるが、緑川は「キックで89戦している。リングに上がる経験値、すべてにおいて落ち着いて試合できる。その面は(王者よりも)上回っている。若くはないが、なるべく早く挑戦できればと思っていた」と気合を入れた。キック時代には元WKBA世界スーパーウェルター級王座を獲得し、14年2月には元K-1ワールドMAX王者で魔裟斗のライバルだったアンディ・サワーにも勝利している。ボクシングでも頂点を狙う緑川は「ボクシングをやるからには絶対にベルトを巻く。今、2歳の子供がいるのでチャンピオンになってリングに上げることを目標にしている」と揺るぎない決意を口にした。
対する初防衛戦を迎えるナァツは「前までの自分とは違う。それをリングでみせたい。リングで自分の仕事をするだけ。緑川選手は4勝3KOと無敗だが、11月27日にはそのキャリアにKOで1敗が付く日になる。楽しみにしていて。(緑川に)こわさはないと思っている」と王者の風格を漂わせた。
興行をプロモートする大橋ジムの大橋秀行会長(60)は「重量級のタイトル戦。1発1発激しい攻防が繰り広げられると思う」と大きな期待を寄せていた。

