プロボクシング日本スーパーウエルター級6位辻本純兵(32=帝拳)がタイトル初挑戦する。15日、東京・後楽園ホールで同級王者左右田泰臣(38=EBISU K.s BOX)に挑む。14日には東京・文京区の日本ボクシングコミッションで前日計量に臨み、両者ともに69・5キロでクリアした。

約12年かけて王座に挑む辻本は「いよいよ来たなと。ここまで本当に長かったので。しっかりリカバリーしたい。緊張は意外と感じていない。普段の試合もめちゃくちゃ緊張するので」と口にした。

14年9月のプロデビューで2回KO負けを喫しながらも、18年に全日本ウエルター級新人王を獲得。週6日、運送業の仕事をしながらジムワークを続けてチャンスを待った。何度も椎間板(ついかんばん)ヘルニアに悩まされながら、約12年かけてつかんだタイトル初挑戦だ。地元・長崎から40人の応援団も駆けつけるという。

辻本は「ケガで辞めようと思ったことはなかった。デビュー戦で負けたことが1番ショックで。生きる意味を失うぐらいだったので。それに比べたらケガはへでもない。勝てば僕のことをずっと応援してくれる人も報われると思う。そういう人達のためにも絶対に取らないといけない」と口元を引きしめた。