新日本プロレスは3日、都内で両国大会「SAKURA GENESIS 2026」(4日、東京・両国国技館)に向けた公開記者会見を開催。同大会で行われる3大王座戦に出場する選手が出席し、調印式も行われた。

「IWGPヘビー級王座戦」で激突する王者の辻陽太(32)と挑戦者カラム・ニューマン(23)も顔を合わせた。終始、強い口調で挑発するカラムに対し、辻は最後まで涼しい顔を保ち続けた。

カラムが勝てば23歳7カ月での戴冠で、中邑真輔の23歳9カ月を抜いて史上最年少となる。

カラムはこの日の会見で「もういい加減、『準備ができていない』と言われるのにウンザリしている。ヤングライオンの時も、G1の時も、ニュージャパンカップも、UNITED EMPIREを率いるとなった時も。結果として、すべて俺の力で成し遂げてきただろ。お前はインタビューで、俺がウィル・オスプレイに見いだされて新日本に上がったと言っていたが、俺は俺の力でここまでやってきたんだ」などと語気を強め、辻に向かって「IWGPのベルトと過ごせるあとわずかな時をせいぜい楽しめよ。自撮りでもして、たくさん写真を撮っておけ」と挑発した。

迎え撃つ辻は終始、落ち着いた表情を崩さず「若いっていいですね」などとカラムの態度に寛大な姿勢を見せていた。だがそれはまだまだ負けはしないという気持ちの裏返し。辻は「人それぞれ考え方があっていいと思います。ただ、この変わりゆく新日本プロレスを背負っていかないといけない。それがこのIWGPヘビー級チャンピオンの役目なんです。チャンピオンは力を誇示していればいいだけじゃない。この向かってくる向かい風に立ち向かっていかなきゃいけない。このベルトはチャンピオン自身を削るベルトなんです。その向かい風に立ち向う、誰よりも覚悟ができているのが、この俺だと思ってます」と言い切った。