WBCのマウリシオ・スレイマン副会長が、8日に神戸ワールド記念ホールで行われる世界トリプル防衛戦の立会人を務めることが6日、発表された。同日に神戸市内のホテルで開催された調印式に出席。WBCのホセ・スレイマン会長は来日を希望していたが、ヒザ故障の問題で来日できなかったため、息子でもあるマウリシオ副会長が直々に来日したという。

 同副会長は「WBCは世界のボクシング界の人々とともに、日本と一緒に戦います。ガンバレ、ニッポン」と日本語であいさつ。「日本が大丈夫であることをこの興行を通じて世界に証明したい」と口にした。

 またホセ・スレイマン会長もビデオメッセージを寄せ「今回、日本は大変な災害を受けましたが、このイベントを通じて日本が立ち直り、カムバックすることを祈念します。WBCは全身全霊をかけてバックアップします」とコメントしていた。