<プロボクシング:WBA世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦>◇24日◇東京・後楽園ホール

 WBA世界ミニマム級4位の八重樫東(28=大橋)が、同級王者ポンサワン・ポープラムック(33=タイ)に挑戦。見事にTKOで王者を破った。<10回>残り40秒過ぎから八重樫が右ストレート連打。王者がぐらつき、八重樫が10ラウンド2分38秒のTKO勝ち!<9回>両者の足はほぼストップ。終盤、八重樫のフックで王者がぐらつくも決めきれずゴング。<8回>序盤、八重樫が攻勢をかけるも、中盤以降はまたリング中央で激しい撃ち合い。<7回>終始、両者がリング中央で足を止めて激しい撃ち合い。互いに譲らず。<6回>この回も、両者のクリーンヒットが増えた。八重樫はアッパーを多用。<5回>八重樫、王者ともにクリーンヒットが目立ってきた。終盤、八重樫の足が止まりかけるも、ゴング。<4回>序盤に八重樫と王者の相撃ち。この回は王者の手数が目立った。<3回>1分ごろ八重樫のワンツーがクリーンヒットも、王者は無表情で応戦。<2回>八重樫は左ボディなどを放ち、王者と距離を取る。王者は徐々に手数を増やしてきた。<1回>八重樫がジャブ、左フックを王者に何度も浴びせる。八重樫の動きは軽快。ポンサワンは右のボクサーファイターで、身長159センチ。23勝(16KO)4敗1分け。ムエタイでも300戦280勝の実績を持つ。

 八重樫も右ボクサーファイター。15勝(8KO)2敗。アマでの戦績は56勝(15KO・RSC)14敗。