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大相撲

夏の絵日記2016

8月24日 御嶽海

御嶽海

 「絵は本当にダメなんです。小学生のとき、50歳くらいの先生に『今まで生きてきた中で、見たことがない(くらい下手)』と言われたことがありますからね。あれは衝撃でした」と笑うのは、御嶽海関です。

 それでも果敢に挑戦してくれました。絵をのぞいた旭日松関に「人間が透けてるじゃん」とつっこまれたのも笑い飛ばして描いたのは、温泉に漬かる自分自身。「秋田市の巡業前の休養日に、乳頭温泉に行ってきたんです。その温泉が良かったので描きました」と明かしてくれました。

 温泉が大好きな関取。父親の実家に近い長野県の開田高原の中にある温泉には、少なくとも1カ月に1回は通っていたそうです。「硫黄のにおいが好き。地元の温泉は鉄分が強い真っ茶色なんですけど、硫黄がすごく強い。乳頭温泉も硫黄のにおいがすごくて、好きな温泉でした」。つかの間の休息を有意義に過ごせた…そんなうれしい思いが込められています。




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