友綱部屋が13日、師匠が代替わりして初の稽古を東京・墨田区の部屋で行った。

 午前7時半から約2時間半、先代師匠の大島親方(元関脇魁輝)も見守る中、前頭魁聖らが稽古。新たな船出に勝手が違うのか、友綱親方(元関脇旭天鵬)は「いつも(上がり座敷の)端っこに座ってたから違和感があるね」と、何度も稽古場を歩きながら力士に声をかけた。一家で同居するのは8月からで「(師匠を)実感するのはそれから」。新弟子のしこ名に「鵬」の字を付けて、旭天鵬を名乗りたい力士には「こだわらない」と、寛容な姿勢も示した。