3場所連続休場からの復活優勝を狙う横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)が、東前頭筆頭の玉鷲(32=片男波)に押し出しで負けて、全休した秋場所を除いて、3場所連続初日黒星を喫した。

 3度立ち合いが不成立となる嫌な流れを断ち切れず、玉鷲の突き押しに力負けして土俵を割った。支度部屋では何度も「うーん」とうなり、表情からは悔しさもにじみ出ていたが「まぁ、また明日」と切り替えた。

 春場所で負傷した左上腕付近と名古屋場で負傷した左足首の状態は場所前から悪くはなく、途中休場した夏、名古屋場所に比べれば体は動いていた。左でおっつける場面もあり「いい感じだったけど…。切り替えてまた明日」と引きずらなかった。