大相撲初場所11日目の23日、西十両2枚目隆の勝(24=千賀ノ浦)が再び休場した。「右膝前十字靱帯(じんたい)損傷で約1カ月間の加療を要する見込み」との診断書を日本相撲協会に提出。残り日数を全て休場し、来場所の復帰を目指す。

今場所は右膝を痛めて3日目から休み、9日目から再出場していた。休場は2度目。11日目の対戦相手、友風は不戦勝となる。

師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)は「本人は違和感があるみたい。剥離骨折もしている。無理はさせたくない」と話した。手術の予定はないという。