大相撲の元特等床山の床寿こと、日向端隆寿(ひなはた・たかじゅ)さんが4月30日夜に都内の病院で死去していたことが2日、分かった。

青森県出身。75歳だった。通夜は5日午後6時、葬儀・告別式は6日午後1時から、それぞれセレモ江戸川ホール(東京都江戸川区谷河内1の1の16)にて。喪主は日向端育子さん。

日向端さんは少年時代から相撲が好きで、中学卒業前に呼び出しを目指して高砂部屋入門を志願したが、空きがなかった。その後、床山に空きができ、高校を中退して1959年に入門。高見山、千代の富士、小錦、曙、朝青龍らの大銀杏を担当した。趣味の歌はプロ級で、レコードを出したこともある。朝青龍からは「日本のお父さん」と呼ばれ、2008年に定年退職していた。