幕下上位と十両下位の取組が終わり、7月の名古屋場所(7日初日、ドルフィンズアリーナ)での十両昇進候補が出そろった。

十両下位の取組が終わり星取から、幕下への陥落候補は5人。幕下から十両への昇進枠が5となれば、西幕下2枚目で7戦全勝優勝した貴ノ富士(千賀ノ浦)の再十両、この日勝って6勝目(1敗)を挙げた東幕下4枚目の竜虎(尾上)、東西3枚目で5勝(2敗)を挙げた東の一山本(二所ノ関)、西の木崎海(木瀬)、さらに東幕下2枚目で4勝(3敗)止まりだった琴鎌谷(佐渡ケ嶽)までの5人が昇進有力となった。貴ノ富士以外は待望の新十両。琴鎌谷が昇進すれば、祖父が元横綱琴桜、父が元関脇琴ノ若で「3代関取」誕生となる。

なお十両昇進力士は、29日の名古屋場所番付編成会議で決まる。