大相撲の新関脇朝乃山(25=高砂)が4日、都内の部屋で、新年初めてとなる相撲を取る稽古を行った。十両朝玉勢、幕下寺沢と12番取って10勝2敗。立ち合いから一気の寄り切りを見せる場面が目立ったが、取りこぼした2番は立ち合いで出遅れて投げられるなどした。

年末年始の休みを挟み、約1週間ぶりの稽古。「昨年末に比べると少し動きは鈍いけど日にちはまだある。相撲の感覚は変ではないです」と、12日の初場所(東京・両国国技館)初日に向けて徐々にギアを上げる。

早ければこの日から出稽古へ行く予定だったが「新年1発目の稽古だから。慣らさないと」と慎重になった。6日には横綱審議委員会による稽古総見が行われ、その6日後に初場所初日を迎える。

平幕だった昨年秋場所では10勝、小結だった翌九州場所では11勝と、2場所連続で2桁白星を挙げ、初場所は成績次第では大関昇進の可能性もある。勢いに乗っている状況だが「ここまで番付を上げると、横綱、大関陣もしっかりと警戒してくると思う。その中でも自分の相撲を取りたい」と引き締めた。