12日に初日を迎える大相撲初場所(東京・両国国技館)に向けて、横綱白鵬(34=宮城野)が4日、東京・墨田区内の同部屋で全体稽古に新年初合流した。
年末年始恒例の家族旅行に白鵬は、昨年12月28日にオーストラリア・シドニーに出発。一家だんらんの時を過ごし、3日早朝に帰国した。その足で自宅には戻らず部屋に直行。全体稽古が終わった後、ただ1人、稽古でてっぽうを打つなどして汗を流した。「だから今日の動きも良かった。何事も準備が大事ですから」と余裕の笑みを浮かべた。
シドニーでは友人と旧交を温め、カウントダウンの花火を楽しみ、ゴルフもラウンドしたという。心身の充電を終え心機一転、稽古まわしも新調。「また走るための準備が大事だからね。(東京)オリンピックまであと半年。少しずつエンジンを温めたいね。今年はケガのない年にしたい。3月で35歳になるけど(衰えなどは)全くない。31、32歳で止まっている感じだ」と意気盛んだ。
若手の台頭には、現幕内力士より「幕下、十両が活躍すれば面白くなる」とみる。元横綱大鵬の孫にあたる幕下納谷、元横綱朝青龍のおいにあたる十両豊昇龍ら「DNA力士」はめじろ押し。そんな20歳前後の若手との対戦も「1回、2回じゃなく。5、6回対戦して終われたら」と対戦を待ち遠しそうだった。

