日本相撲協会は24日、第71代横綱鶴竜(35=陸奥)の現役引退と、理事会で年寄「鶴竜」襲名を承認したことを発表した。鶴竜は昨年11月場所後に横綱審議委員会(横審)から、引退勧告に次ぐ重さの「注意」を決議されながらも、春場所を休場して5場所連続休場。5月の夏場所で再起を懸けるはずだったが、心身共に限界を迎えた。01年九州場所で初土俵を踏んでから20年。歴代10位の横綱在位41場所、6度優勝の横綱が土俵人生に幕を下ろした。
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◆親方になる条件
横綱は引退後、5年に限り現役時のしこ名で年寄として協会に残ることが可能(※大関は3年)。この特権を使った鶴竜は、5年以内に年寄名跡取得を目指すことになる。
親方になる条件は、日本国籍を有することと、現役時代の実績が求められる。
年寄を襲名して新たに部屋を興すには(1)横綱、大関経験者(2)三役通算25場所以上(3)幕内通算60場所以上。
部屋の継承は(1)幕内通算在位12場所以上など。
部屋付きの親方は(1)小結以上(2)幕内通算在位20場所以上(3)十両以上の通算在位30場所。
さらに日本相撲協会に以前から登録された年寄名跡(俗称親方株)のほかに、著しい貢献のあった横綱の功績をたたえて贈られる名跡「一代年寄」がある。

