大関正代(29=時津風)が、関脇明生(26=立浪)を上手投げで下して勝ち越した。

左右に動き明生におっつけなどをくらったが、さばきながらまわしを狙った。何とか強引に左上手を取り、土俵際で豪快な投げ。「途中は覚えていないけど、相手を見て相撲が取れた。最後は上手から投げられてよかった」と振り返った。

7月の名古屋場所は千秋楽で勝ち越しを決めただけに「まずは一安心。先場所は千秋楽まで持ち込んだので、それに比べるといい」と安堵(あんど)した。2差で横綱照ノ富士を追いかける。