腰痛のため初日から休場する西前頭13枚目栃ノ心(34=春日野)について、師匠の春日野親方(元関脇栃乃和歌)は「(状態が)良くなったら出るつもり」と、回復次第では再出場させる意向を示した。

大関経験者の栃ノ心は九州場所初日の14日、日本相撲協会に「急性腰痛症により約2週間の治療を要する」との診断書を提出して休場した。再出場しなければ来年1月の初場所は、14年秋場所以来7年ぶりの十両陥落が確実となる。

報道陣の電話取材に応じた春日野親方によると、栃ノ心が腰を痛めたのは前日13日の稽古後。「夕べになったら痛いと言っていた」。当面は経過を見るが「痛みがなくなったら」再出場を視野に入れるという。