大相撲初場所13日目に各段で6戦全勝同士の取組があり、優勝が決まる可能性がある。各段の6戦全勝は以下の力士。

▽幕下 三役経験者で東5枚目の竜電(31=高田川)は、新型コロナウイルス対策ガイドライン違反で3場所出場停止処分を受け、復帰した先場所で幕下優勝。2場所連続全勝で関取復帰を目指す。中央大相撲部出身で東35枚目の西川(23=境川)は初優勝を狙う。

▽三段目 東19枚目・長内(22=高砂)は近大相撲部出身。先場所初めての負け越しを経験し、巻き返しを狙う。西73枚目の千代大豪(23=九重)、西81枚目の向中野(19=宮城野)が6戦全勝。

▽序二段 西27枚目、生粋の阪神ファン朝阪神(21=高砂)、三段目を経験した川村(20=鳴戸)が全勝。

▽序ノ口 全勝は西16枚目の中島(23=武蔵川)のみ。負ければ優勝決定戦となる。