大関貴景勝(25=常盤山)が、かど番を脱出した。

立ち合いは意表を突かれた。結びで1敗と好調の西前頭6枚目琴ノ若と対戦。張り差しでやや左にずれて立った相手についていけず、バランスを崩しかけた。持ち直して正対すると、前傾で突っ込む相手の左に回り込み、得意の突き落としを決めた。8勝3敗。5度目のかど番を脱出した。

先場所は右足首を負傷して途中休場した。2月には新型コロナウイルスにも感染。苦難を乗り越えて、大関の地位を守った。

大相撲星取表はコチラ>>