宇良は大関貴景勝のなかば自滅で1差3敗を守った。立ち合いから組むことなく、離れた状態で大関が土俵の外に出た。

物言いがつくも軍配通り。「(大関に)勝ててよかったです。自分は何も考えていないんで。(優勝争いの)現実味はないです。トップでもないし1つ上が負けることを祈ってやっているわけでもないんで」。無欲の構えで13日目は関脇阿炎に挑む。