大相撲の元関脇逸ノ城の三浦駿さん(たかし、30)の突然の引退発表から一夜明けた5日、同じモンゴル出身の元横綱鶴竜の鶴竜親方も、「残念ですよ」と惜しんだ。

過去の対戦成績は13勝3敗と大きく勝ち越しているが、初顔合わせの14年秋場所でははたき込みで金星を配給。「変化はないと思っていたのが甘かった。あの経験が対戦相手のあらゆる可能性を探ることにつながった」。期待を寄せていた大器がわずか10年ほどで力士人生を終え「もったいない」と嘆いた。