3場所ぶりの出場の横綱照ノ富士(32=伊勢ケ浜)が復活優勝を果たした。本割で霧島を寄り切りで退け、琴ノ若との優勝決定戦でも豪快な寄り切りで下し、昨年夏場所以来となる4場所ぶり9度目の賜杯を抱いた。優勝回数ではモンゴル出身力士でかつて同じ伊勢ケ浜部屋に所属した元横綱日馬富士に並んだ。

表彰式では八角理事長から賜杯を渡された。日仏友好杯の副賞で恒例の巨大なピンク色のマカロンも受け取った。土俵下での優勝インタビューでは大関昇進を事実上決めた関脇琴ノ若に「本当に力はつけてきたなと相撲をとっていても感じる。もっと鍛えて次の番付を目指して欲しい」とエールを送る場面もあった。

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