人気力士で業師の宇良が華麗な肩すかしで新大関琴ノ若を土俵にはわせた。豊昇龍、霧島に続き3大関を撃破。支度部屋では「(3大関撃破も)特にないです。今話せることは何もないです」とあらゆる感情を封印した。

両膝の大けがで19年九州場所では序二段106枚目まで番付を下げた。そのどん底からはい上がり、先場所は新小結に昇進した。6勝9敗と負け越し1場所で陥落も、場所前に地元関西では三役昇進を祝うパーティーが催された。「(応援されている実感は)はい、あります」。

館内の声援もひときわ大きい。背中を押してもらっているのは間違いない。「残りの相撲を大事にいきたいです」。応援に応える三役返り咲きへ、序盤戦にその力を実証した。