大相撲秋場所(9月8日初日、東京・両国国技館)に向けた横綱審議委員会(横審)による稽古総見が29日、両国国技館の相撲教習所で行われた。7月の名古屋場所を13日目から休場した大関豊昇龍(25=立浪)は、同12日目に勝って9勝目を挙げた大関琴桜戦以来の相撲だったが、計16番と精力的に稽古し、9勝7敗だった。
大栄翔、平戸海の両小結を指名した後、琴桜との三番稽古は5勝6敗だった。琴桜に負け越したことには悔しそうな表情を見せたが「しょうがない。けがから戻ってきたばかりだから。大関同士で稽古すると気合が入る」と、泥だらけになっての稽古に胸を張った。
名古屋場所で痛めた右太ももには、テーピングを施して臨んだ。患部は「完全には治っていない」というが「先場所でけがをしてから、今日が初相撲だけど、調子は悪くない」と納得顔。「重くなっちゃって、先場所よりも10キロ増えた」と、体づくりと並行して、相撲勘も研ぎ澄ましていくつもりだ。

