大相撲横綱照ノ富士(32=伊勢ケ浜)の九州場所(11月10日初日、福岡国際センター)出場は厳しい状況となった。
照ノ富士は29日、九州場所担当部長の元大関魁皇・浅香山親方、大関琴桜、大の里と福岡市役所、福岡県庁を訪れて場所をPRした。
「糖尿病、両変形膝関節症」で秋場所を全休し、秋巡業も途中離脱を含め、土俵入りだけで相撲はとらなかった。この日は「次の場所に出られるよう調整しています」と話したが、朝の稽古場に姿はなく、稽古再開の時期について「その日による」と短く語った。
九州場所出場の可否について「それはノーコメント」。福岡県庁関係者から体調面を聞かれても苦笑いだけでごまかすなど、厳しい状況は否めない。
ひとり横綱の重責を担う。年に1度の九州場所、ファンも横綱の雄姿を待ち望むが、厳しい現状が浮き彫りとなった。【実藤健一】

