大関豊昇龍(25=立浪)が今場所初めて攻め込まれながら、初日から4連勝を飾った。

過去6勝3敗だが、前回対戦の昨年秋場所では敗れている隆の勝との一番。突き放しにいった大関に隆の勝も応戦した。左のど輪に土俵際まで追い詰められた豊昇龍だが、しっかり踏ん張って左から突き落としを決めた。際どい勝負を制して、横綱昇進へまた1歩前進した。

前日3日目は、難敵とされた小結若隆景を立ち合いから突き放し、そのまま突き出した。同日、NHKの解説を務めた師匠の立浪親方(元小結旭豊)は「突き放すのか四つなのか。結果的に差しにいけばおっつけられる。突き放しにいったのは正解だった。今場所はすべて読みが当たっている」と話していた。

自在の取り口ができるようになった。以前は強引な相撲も目立ったが、今場所は危なげない。まわしを与えては危険な相手は突き放しにいく。その柔軟な姿勢が連勝につながる。

いとこの天狼星(18=錣山)も今場所、前相撲で初土俵を踏んだ。まさに「華麗なる一族」。おじの朝青龍に続く横綱へ、着実に力強く歩を進める。

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