三段目最下位格付け出しの碇潟(17=伊勢ノ海)が、デビュー場所で勝ち越しを決めた。
西三段目77枚目の大翔樹(追手風)との無敗対決を制し、4勝目を挙げた。「いつも通り当たって攻めよう」と力強く当たったが、「思ったより体が動かなくて」と膠着(こうちゃく)状態に。「相手の形にならないように」と体勢を保ちながら組み合い、相手が出てきたところを寄り切った。勝ち越しを決め「とりあえずホッとしてます」と安心した。
甲山親方(元幕内大碇)の次男で、兄は十両若碇。埼玉栄高3年で国民スポーツ大会少年男子4位となり、高校生初の付け出しデビューを飾った。
父の現役時代の取組は「よく見せられていて、マネしている」。父をほうふつとさせる突き、押しを武器としてプロの舞台でも躍動している。「まだ四番勝っただけ」と喜びは控えめ。「先を見ずに、一番一番勝っていきたい」と見据えた。【飯岡大暉】

