大相撲夏場所で25場所ぶり2度目の優勝を果たした小結若隆景(31=荒汐)が千秋楽から一夜明けた25日、両国国技館で会見に臨み、優勝パレードや兄・若元春への思いを語った。
初優勝を飾った22年春場所はコロナ禍でパレードが実施できなかっただけに、今回の感慨はひとしお。「全然違いますね。パレードも万歳もなかったので。前回は大阪でしたが、今回は東京ですし、すべてが前回の優勝とは違います」と、前回はかなわなかった晴れ舞台を、しみじみと振り返った。
優勝パレードの旗手を務めたのは、3兄弟の次兄・若元春。師匠の荒汐親方(元幕内蒼国来)は当初、十両の大青山に打診していたが、表彰式後に若隆景は改めて兄へ正式に旗手を依頼した。「まあ、同じ部屋に兄がいて、お願いしない訳にはいかないので」と報道陣を笑わせた。続けて「小さいころから切磋琢磨(せっさたくま)してきた兄弟なので。これからも鍛錬していけたらなと思います」と、兄弟力士ならではの絆を改めて口にした。

