日本相撲協会は29日、大相撲名古屋場所(7月12日初日、IGアリーナ)の新番付を発表した。
嵐富士(21=伊勢ケ浜)が東十両13枚目で新十両に昇進した。夏場所は東幕下2枚目で5勝2敗と勝ち越し、ただ1人の関取昇進を果たした。
十両昇進が1人だけとなるのは16年春場所の翔天狼以来。その1人が新十両となるのは、1970年夏場所の輪島以来となった。後の横綱以来、半世紀以上もなかった珍しい番付の巡り合わせ。172センチ、123キロの小兵が、数少ない昇進の機会をつかんだ。
5月に行われた新十両昇進会見では、「嵐を巻き起こすような相撲を取れるように頑張りたい」と決意。新十両として迎える名古屋場所へ「まずは勝ち越したいです。二桁勝利や優勝も目指したいです」と語っていた。
幕内からは時疾風(29=時津風)が東十両2枚目、欧勝海(25=鳴戸)が西十両5枚目、玉鷲(41=片男波)が東十両7枚目に下がった。夏場所は時疾風と欧勝海がともに4勝11敗、玉鷲は2勝13敗と苦しんだ。
夏場所で3年ぶりに関取へ返り咲いた炎鵬(31=伊勢ケ浜)は8勝7敗で勝ち越し、西十両11枚目に番付を上げた。

