西十両11枚目の炎鵬(31=伊勢ケ浜)が、東幕下4枚目の夢道鵬(24=大嶽)を上手出し投げで破り、勝ち越しを決めた。
激しい一番だった。小手に振られ、突き放されても炎鵬はしのいだ。改めて左を取ると、最後は出し投げで夢道鵬を制した。「疲れました。気力、気持ちで取りました」。内容を問われると「覚えてないです」と苦笑いした。
勝ち越しよりも、まず口にしたのは15日間を取り切ったことだった。「15日間、取れたことが何より。ホッとしています。明日から日常に戻れますね」。
前半から白星が伸びず苦しい場所だった。「15日間、苦しかったです。気持ちを切らさずにやりました」と振り返った。
来場所へ向けては「まずは初日をしっかり迎えられるように、頑張っていきたいです」。苦しみながらも取り切った15日間。まずは体を休め、次の場所へ備える。

