日本相撲協会は31日、秋場所(9月13日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表し、安青錦(22=安治川)が大関に復帰した。都内で会見に臨み「特別な思いはない。上を目指す気持ちは変わらない」と思いを明かした。

関脇に陥落した先場所は、10勝以上での大関復帰を決めるとともに、3度目の優勝を果たした。左足の複数箇所を痛めており「体が良くない状態で臨んだ場所だったが、優勝できてすごくうれしかった」と振り返った。

けがは完治していないものの、30日まで行われた夏巡業に参加。相撲は取らなかったが「地方の皆さんに、少しでも顔を見せたい気持ちがあった。たくさん熱い応援(の声)をかけていただいて、力になった」と喜んだ。

昨年の秋場所で新三役に昇進。そこから「大関に上がったり、下がったり、優勝したり、負け越したり。たくさんいろんなことあって、1年と思わないような濃い時間だった」と振り返る。2場所ぶりに大関に返り咲き「大関と言われるのは久しぶりの感覚がある」とかみしめた。ただ、番付表を手にしての写真撮影は「前も撮ったので、いいでしょう」と断った。

約2週間後の初日へ、安治川親方(元関脇安美錦)と相談しながら調整を進める。「自分らしい相撲を取って、また一番上の番付を狙えるように頑張る」と意気込んだ。