東京・大島町の伊豆大島リゾートゴルフクラブ(工藤強社長)が、1日プレオープンの式典を兼ねたコンペを行い、ゴルフ入場者以外でもペットと一緒に自由に利用できるティーラウンジ「カメリア」を披露した。

工藤氏は本年4月から「町民や伊豆七島の人たちが憩える場所に」と旧大島ゴルフクラブから伊豆大島リゾートゴルフクラブに名称変更した。老朽化が激しい施設を譲渡4カ月で整備し、正面玄関から広い受付が入場者を迎える小涌園創業当時のスタイルを復元した。鮮やかな紫紺の床のラウンジやシャワー施設の整備を行った。

楽しむゴルフスタイルを提唱し「島ゴルフ」に力を入れるグローブライド社(東京・東久留米)のクラブオノフと提携。クラブハウス内は、ゴルフ風景写真で飾られた。ラウンジからは、雄大なコースや海、大室山や富士山を眺めながら、ケーキや本格ドリップコーヒーで和やかな時間が過ごせる。

式には七島信用組合やボランティアら約40人が訪れた。工藤社長は「コロナ禍で七島に限らせていただきました。来年グランドオープンを行う計画です。学校とも話しゴルフ教室などで町から世界に通用するゴルファーを育てたい」と施設充実を進めることを約束した。記念コンペは、稲葉一夫氏が優勝。本紙からカップや賞品が手渡された。

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