2010年設立の一般社団法人つくばベースボールクラブは、2月につくば中央ポニーを立ち上げた。選手たちの公式戦出場機会の準備を目的とし、秋季大会より2年生15人がつくば中央ポニーとしてポニーリーグに参戦する。チームが大事にしているのは「エンジョイ・ベースボール」と「スポーツマンシップの理解」だ。坂本皓平監督(23)は「エンジョイ・ベースボールとは、単に楽しくワイワイ野球をやるということではなく、全員がベストを尽くし、多様性を認め合い、そして自らが主体的に努力し上達を目指すことであり、その上で勝利を目指すということです。スポーツマンシップの理解というのは、行動指針です。『プレーヤー(対戦相手/仲間)』『ルール』『審判』へのリスペクトの姿勢。相手に対する恐怖心や、自分の中の弱い心、さまざまな困難に立ち向かう姿勢。自らスポーツを楽しむために、勝利を目指して全力を尽くす気持ち。この姿勢を理解し実行することを大切にしています」と説明する。

チームは「選手自身で考える野球」を目指し、丁寧な指導でノーサイン野球を進めている。8月29日から始まる関東連盟秋季大会では、つくば中央ポニーとして初の公式戦に挑む。

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