テレビ朝日系「報道ステーション」(月~金曜午後9時54分)の大越健介キャスターは23日までに自身のブログを更新。トランプ米大統領に対する率直な思いなどを明かした。

大越氏は「報道ステーション」の公式サイト内で記している「大越健介の報ステ後記」を20日に更新。近況などをつづる流れで「歳を重ねたせいか、眠りは浅く短い。特に最近は、連日重たいニュースが降りかかってくるだけでなく、番組のオンエアの最中に事態が急展開することも多く、身体を駆けめぐったアドレナリンのせいでなかなか眠れなくなる」などと告白した。

京都の児童遺体遺棄事件で父親が逮捕された件などにふれ「毎日を丹念に生きよう。そう考えるようになったのは、あまりにもやるせないニュースが続いたからだ。悲しいことに、僕が『報道ステーション』のキャスターを務めるようになって以来、ずいぶんと理不尽なことが起きている」などとつづり、ロシアのウクライナ侵攻に言及したり、イスラエル軍がパレスチナ自治区のガザで「容赦ない殺戮と破壊に乗り出した」などと書いた。

その上で「そして今回の、イランの戦闘である」と切り出し「犠牲者は増え続け、当局の発表によれば、イランでは少なくとも3200人以上、親イランのヒズボラの拠点であるレバノンでも2300人近くに上っている。インタビューをした駐日イラン大使は、開口一番、イラン南部で起きた女子小学校への空爆への怒りをあらわにした。小学校があるのは以前に軍事関連施設が置かれた場所であり、アメリカ軍の誤認による空爆だったと言われている。だがトランプ大統領から民間の犠牲者への哀悼や遺憾の言葉(この小学校の例に限らずだが)が述べられた記憶はあまりない。一方で『イランを石器時代に戻す』などと脅しの言葉には事欠かない。この人の言葉を聞くたびにめまいがする。本当にアメリカという民主主義国家において、正当な選挙で選ばれたリーダーなのか。脈が乱れる。その都度、深呼吸して気持ちを整える。冷静に、丹念にニュースを伝えようと切り替える」などと続けた。