[ 2014年7月4日21時31分 ]

 ウルグアイ代表の“かみ癖”があるFWルイス・スアレス(27=リバプール)に、アブハジア共和国のナートがオファーを出したと4日、ロシア国営のイタルタス通信が報じた。アブハジア共和国はロシアからの独立を主張しているが、国際社会では認知されていない。

 スアレスは、W杯1次リーグイタリア戦(24日)で、接触した相手DFキエリーニにかみつき、代表戦9試合の出場停止と、サッカーに関するあらゆる活動を4カ月禁止する処分を受けている。

 アブハジア共和国は国際サッカー連盟(FIFA)に加盟していないため、ナートの会長は「我々が、試合に出場できる機会を提供する」と話している。

 スアレスには、同じくFIFAに加盟していないコソボのスーパーリーグに所属する強豪、KFハイバリアも期限付き移籍のオファーを出している。