AKB48グループのメンバーが出演する連続学園ドラマ、日本テレビ系「マジムリ学園」(7月26日スタート、木曜深夜0時59分)が、放送されることが5月31日、分かった。主演はAKB48の52枚目シングル「Teacher Teacher」のソロセンター小栗有以(16)。マジすか学園シリーズは7作目で、17年1月までの「キャバすか学園」以来1年半ぶり。

 今作は、生徒会を頂点にヒエラルキーが存在する学園に現れる謎の転校生リリィーを小栗が演じる。共演者も、AKB48世界選抜総選挙の速報1位のNGT48荻野由佳(19)ら若手ばかり。AKB48の新時代を印象づける顔ぶれだ。

 同シリーズは、前田敦子と大島優子が対決したパート1から、派手なケンカシーンが目玉の1つ。今作では、大相撲の元大関把瑠都らと戦う。関係者が「歴代の主演の中で最も殺陣(たて)がうまい」と絶賛する小栗も「アクションが今までで一番多くて難度も高い」と話す。

 長らくアイドルファン以外の一般層にメンバーの顔と名前を認知させることにも貢献してきた同シリーズ。小栗は「作品を通して、私たちのことをまだご存じない方にも注目していただけるし、AKB48の新しい風を吹かせたい。歴史に残る作品になると思っています」と自信をのぞかせた。