第103回全国高校野球選手権新潟大会は今日25日、準決勝が行われます。22日、ハードオフエコスタジアム新潟(エコスタ)で行われた新津工-新潟産大付、開志学園-北越の準々決勝を観戦しました。NGT48として新潟で活動して3年、初めて新潟の夏の高校野球を直接目にしました。

生で聞こえるバットが風を切る音や、ボールがバットに当たる音が思った以上に力強く感じられました。準々決勝になると、さすが強豪校ばかり。技術だけでなく、体作りにも日常生活から努力を重ねてきたことが伝わりました。

あいさつがとてもきれいにそろっていたり、守備に就く前にベースに一礼をする選手がいて、ふるまいにもとても感激しました。試合後は、さっきまでライバルだった相手同士でたたえるように抱擁をする選手もいて、お互いをリスペクト。プレーだけではなく人間性にも温かい気持ちになりました。

エコスタはプロも使う広い人工芝の球場です。多くの観客も見守っていました。炎天下の中、選手はいつもより緊張するだろうな、と。中学までバスケをやっていたとき、いつもより大きな体育館で試合があると、緊張でなかなか思うようなプレーができずに少し悔しい気持ちになったことを思い出しました。そんな自分と重ね合わせて気がついたら母親目線? 姉目線? で観戦していました(笑い)。

それぞれの思いを胸に一生懸命プレーをする選手の皆さんを目の当たりにし、私も夢に向かって進んでいこうと刺激を受けました! 熱い高校球児の夏は1球にかけるたくさんの思いや、毎日の努力の積み重ねを形にする場であることを肌で感じた1日でした。(NGT48 真下華穂)