女優桜田ひより(23)と俳優木戸大聖(29)がダブル主演する映画「モブ子の恋」(風間太樹監督、6月5日公開)のイベントが25日、都内で開かれた。自分を脇役だと考える女子大生“モブ子”こと田中信子を桜田、信子が好きになるアルバイト先の大学生・入江博基を木戸が演じる。

桜田と木戸は初共演。木戸について桜田は「会った時から印象が変わらない。撮影始めから終わるまで終始、温かくて穏やかなお兄さんのような存在でいてくれた。近くで見守ってくれていた。でも、面白い一面もあって、私が一発芸をやってくださいと言うと、やってくれる」。

木戸は「こんな風に振ってくるので、避けられず一発芸をやっています(笑い)。今日もモブ子のポーズがないと気がついたので、披露します。モ!」と両手で片仮名のモを作って笑わせた。

そして桜田について「一発芸を振ってきたり、待ち時間とかも何の話をしたか覚えていないくらいのやりやすさがあった。『何か欲しい物ない』って聞いたら『お手紙ください』って。すごく優しい方だなと思った」と話した。

モブ(mob)とは、群衆、脇役、背景と同化しているキャラクターのこと。自分のことをモブだと思う時のことを聞かれると、桜田は「撮影とかじゃない普段は“壁になりたい”と思って暮らしています」。木戸は「こけそうになった時に『つまずいちゃいました』って言えばいいのに、何もなかった顔で格好つけている自分はダサいなと思います」と話した。

最後に木戸は「脇役だって恋をする。大きい輪に入れないことは、誰だって経験する。でも、誰かがあなたを見ているんだよ。あなたの人生の主役はあなただよ、周りの方が支えてくれるんだよというのが伝われば」。

桜田は「登場人物に一人も悪い人が出てこないという不思議な映画になっています。皆さんの優しさが一つとなった、固まったものが作品となって、今日見てもらえるんだなと思う。見る前に深呼吸をして、この映画にたくさん浸ってもらえれば」と話した。