SKE48から卒業する原望奈美(17)上野圭澄(18)が16日、名古屋のSKE48劇場で、最後の劇場公演を行った。

 チームEのフルメンバーがそろう中、「逆上がり公演」に出演。2人ともメンバーと目を合わせると、感極まって目を真っ赤にする場面もあった。

 特別アンコールでは、上野が白、原が赤のドレスで、デュエット曲「眼差しサヨナラ」を披露した。女優転身を目指す原は、「ファンの皆さんとはけんかしたり、泣かせたこともあった。ファンもメンバーもスタッフさんも、みんな家族だと思う。卒業しても、ずっとつながっています。私には大きな夢があります。夢をかなえるために1歩、踏み出します」と話した。

 芸能界を引退し、進学する上野は「ファンの方には、『もっと意欲を見せて』って言われることがあったんですけど、性格的にガツガツ行けず、ファンの方も心配したと思います。最後に(昨年の)じゃんけん選抜に入れたし、恩返しできたかなと思います」とファンに感謝していた。

 2人は5月の握手会で、グループとしての活動を終える。