11月26日は家族が集まって食卓を囲みながら過ごす日本での正月のような祝日「サンクスギビングデー(感謝祭)」でした。

新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないアメリカでは、今年は感謝祭の集まりやそれに伴う帰省、旅行などの移動を自粛するよう米疾病予防センター(CDC)が呼びかける中、ハリウッドセレブたちも例年とは違う感謝祭を過ごしたようです。毎年、SNSに豪華な食卓やパーティーの様子を投稿していたセレブたちは、コロナ禍の今年はどんな感謝祭を過ごしたのでしょう。

●ジェニファー・アニストン

毎年自宅に親しい友人や元夫らを招いて、手料理をふるまって感謝祭を友人と一緒に祝ってきたジェニファー・アニストンは、里親として家族に迎え入れたばかりの保護犬とのツーショットを披露し、愛犬と一緒に静かに過ごしたことを報告。また、昨年はアニストンと一緒に感謝祭を過ごしていた元夫のジャスティン・セローも今年は自宅で自身の愛犬と共に正装して食卓に座るツーショット写真を投稿しています。

●レディー・ガガ

レディー・ガガはツイッターに、「大変な1年間を過ごしたあらゆる人のために、サンクスギビングに祈っています。食べ物を用意することや、住む場所を維持することに苦労している人、愛する人たちが入院中だったり、安全のために家族が離れ離れになっている人もいるでしょう。私の心は本当に皆さんと共にあります」とのメッセージを投稿。

レディー・ガガ(14年8月撮影)
レディー・ガガ(14年8月撮影)

●アーノルド・シュワルツェネッガー

感謝祭の1日前に10キロ強の大きなターキーの丸焼きを用意したことを明かし、コロナ禍で苦しむ人たちにも500羽のターキーを寄付したことを報告する動画を投稿。マスクを着用し、手洗いをして安全に過ごそうと語っており、翌日は家族でお祝いした模様。長男のパトリック・シュワルツェネッガーは、感謝祭の食事の前に父親と自宅でウエイトトレーニングする様子をインスタグラムのストーリーに投稿しています。

●ジャスティン・ビーバー&ヘイリー・ビーバー

ヘイリー・ビーバーは、生まれて初めてターキーを焼いたことをインスタグラムで報告。キッチンでこんがりと焼けたターキーの前で笑顔を見せる写真を投稿しており、今年は夫ジャスティンと一緒に自宅で食事を楽しんだようです。一方のジャスティンは、「神に感謝を」とシンプルなメッセージを投稿して祝っています。

●ヘンリー王子&メーガン妃

3月末に英王室を離脱して初めてとなる感謝祭をアメリカで過ごしたヘンリー王子とメーガン妃。カリフォルニア州サンタバーバラ郊外の新居で、1歳になった愛息子アーチ君とメーガン妃の実母と共に、伝統的な感謝祭の食事を作って静かに過ごしたと伝えられています。

●リース・ウィザースプーン

リース・ウィザースプーンは、3人の子供たちと2011年に再婚した夫との家族集合写真をインスタグラムに投稿し、家族水入らず感謝祭を祝ったことを報告。ウィザースプーンはキッチンでこっそりとパイをつまみ食いする様子も投稿していますが、最前線で働く救急隊員や医療従事者らに感謝の言葉を述べ、「みんなに私の愛を贈ります」とコメントも添えています。

●ベッカム一家

コロナ禍でイギリスとアメリカで別々に感謝祭の日を過ごすことになったベッカム一家は、合成家族写真でお祝い。ヴィクトリア・ベッカムは、ニューヨークで暮らす長男ブルックリンを加えた4人の子供と夫デビッドが食卓を囲む合成写真をインスタグラムに投稿し、感染拡大で今年は離れ離れで過ごすことになったことを報告し、近い将来また再びアメリカを訪れたいとつづっています。

●カーダシアン一家

昨年も豪華な感謝祭を過ごす様子をSNSに投稿していたカーダシアン&ジェンナー一家は、コロナ禍の今年も家族で集まって豪華な食事を楽しんだ模様。カリフォルニア州では3家族以上での集まりが禁止されていたものの、SNSに投稿された写真からは少なくとも14人分のテーブルセットが食卓に並んでいることが確認でき、CDCのガイドラインを無視した感謝祭のお祝いを行った可能性が指摘されています。

実際に何家族が集まったのかは不明ですが、クロエ・カーダシアン、コートニー・カーダシアン、クリス・ジェンナー、ケンダル・ジェンナー、カイリー・ジェンナーはインスタグラムのストーリーにそれぞれ感謝祭の様子を投稿しており、子供たちも一緒に過ごしていることが確認されています。

【千歳香奈子】(ニッカンスポーツ・コム/芸能コラム「ハリウッド直送便」)