櫻坂46増本綺良(21)が、TBS系「ラヴィット!」(月~金曜午前8時)1~3月の水曜レギュラーに就任した。時に一風変わった独特のキャラクターでファンから親しまれる“櫻坂46の最終兵器”。2月15日リリースの5枚目シングル「桜月」で表題曲メンバーにも選ばれた期待の二期生が、グループのために誓いを立てた。【横山慧】

「ラヴィット!」ポーズで笑顔を見せる櫻坂46増本綺良(撮影・横山健太)
「ラヴィット!」ポーズで笑顔を見せる櫻坂46増本綺良(撮影・横山健太)
新曲「桜月」のダンスを披露する櫻坂46増本綺良(撮影・横山健太)
新曲「桜月」のダンスを披露する櫻坂46増本綺良(撮影・横山健太)

昨年12月、増本はスタッフから新レギュラーを伝えられた。「会議室に呼ばれて、怒られるのかなと思ったんですけど、考えても特に思い当たりはなかったです」と笑顔で回想した。「自分が『ラヴィット!』に出るなんて想像もつかなかったので、ビックリしました」と振り返った。テレビ番組のレギュラーは初めて。「友達とかも見てくれて。早起きは苦手だったんですけど、水曜は4時半に起きています」と明かした。

1月4日から登場し、計4回出演。「最初は人見知りで、皆さんと目を合わせることもできなかったんです。会話を広げる技術もなくて。でもこの前は矢田(亜希子)さんと2秒間くらい目を合わせられたんです!」。次第に緊張も解けてきたのか、ゲーム対決企画などで徐々に存在感を発揮している。「ゲームで1度ぐらいは(見取り図の)盛山(晋太郎)さんに勝ちたいです!」と意気込んだ。

テレビ東京「そこ曲がったら、櫻坂?」(日曜深夜0時35分)では、想像の斜め上を行く行動や言動、“ぶっ飛んだ”キャラクターで爆笑を誘うこともある。生放送の「ラヴィット!」でも注目が集まるが…。

新曲「桜月」のダンスを披露する櫻坂46増本綺良(撮影・横山健太)
新曲「桜月」のダンスを披露する櫻坂46増本綺良(撮影・横山健太)
新曲「桜月」のダンスを披露する櫻坂46増本綺良(撮影・横山健太)
新曲「桜月」のダンスを披露する櫻坂46増本綺良(撮影・横山健太)

「マネジャーさんからも『もっと綺良の良さを知ってもらいたい』って言われます。自分では理解し切れていないんですけど、無意識に発した言葉がおもしろいと言っていただくこともあります。だからまずは『ラヴィット!』でも素の自分でいられることから始めたいです。時間も限られていますし、早く慣れていきたいです!」

「桜月」では、シングル5枚目にして初の表題曲メンバーとなった。「すごくうれしいです。ファンの方々にも喜んでもらえているんじゃないかな、と思っています」と笑顔。疾走感ある軽やかなナンバーだ。「櫻坂46の強みと言っていただくこともある女性らしいしなやかさもあって、グループ名にもある桜について深く歌う初めての曲ですし、グループとしての1つの形が表れている曲だと思います」と説明した。

「桜月」では、「坂道研修生」期間を経てともに20年2月欅坂46(現櫻坂46)に加入した同期の守屋麗奈(23)が初センターを務める。「すごくうれしいです。研修生の時は自信なさそうにしていた麗奈さんが、今はすごく頼もしい。2つ年上だけど、勝手に親のような気持ちです」と笑った。「麗奈さんを支えたい、という気持ちで今はみんなが一緒の方向を向けている。グループが団結するきっかけになっていると思います」と明かした。

優しくやわらかな表情でカメラを見つめる櫻坂46増本綺良(撮影・横山健太)
優しくやわらかな表情でカメラを見つめる櫻坂46増本綺良(撮影・横山健太)

「櫻坂46もみんなが自信を持てたら、もっとすてきで強いグループになれると思う。私も『ラヴィット!』に出させてもらっているので、背筋を伸ばして、グループの外からもファンの方を連れてこられるように頑張りたいです!」

期待の「きらこ」が生放送で何をしてくれるのか? 2月からも目が離せない。

◆増本綺良(ますもと・きら)2002年(平14)1月12日、兵庫県生まれ。愛称「きらこ」「きらちゃん」。感情あふれるブログで話題になることも。158・4センチ。血液型A。