「咲ドル火曜日」第1週は「アタックNMB48」。今回は9月にデビューした7期生から和田海佑(23)早川夢菜(18)黒田楓和(ふうわ、16)が初登場。11月21日に吉田朱里(24)プロデュースの7期研究生公演「Will be idol」の初日を迎えた。6期生の新澤菜央(22)横野すみれ(19)は後輩から公演の感想を聞き、先輩として決意を新たにした。
公演名は「アイドルとして成長してほしい」という吉田の思いが込められている。7期生は緊張しながらもフレッシュなパフォーマンスを披露。センターには黒田が抜てきされた。
黒田 センターだから、みんなを引っ張っていかないとダメ。だから大変だったんですけど、みんなも支えてくれて、なんとかできました。もっと頑張らないといけないところも見つかったし、成長できたところもあった。これからの公演でもっとレベルアップしていけたらなと思いました。
7期生最年長の和田は直前まで振りを確認。年長としての自覚も持っている。
和田 7期生の中でダンスができる子とできない子に分けられるんですけど、私はできない組に練習のときから入っていて…。一番年上だけど性格がすごい子どもで、それがダンスにもずっと出てて。私が最年長で、みんなと同じようにしてる場合じゃないので、その点は頑張ってます。
「がむしゃらにパフォーマンスした」という早川は7期生の「元気担当」。公演で「いろんな表情を見せたい」と意気込んでいた。
早川 表情のパターンが少ないってダンスの先生とかアカリン(吉田)さんにも言われて。表情を研究したら、アカリンさんに「よくなってるよ」って言っていただいて、ちゃんと見てくださってるんだなってうれしく思いました。元気担当は、アンコール明けのメドレーで完全にみんな体力がなくなってて。私も体力なくて、元気担当やのにこんなんじゃあかんと思いながら。これからの公演に向けて最後の最後まで元気いっぱいでいられるように、体力をつけようと感じました。
新澤、横野は後輩の話を聞き、自分たちのデビュー当時を振り返った。初めての後輩の存在で、自分たちを奮い立たせた。
新澤 ほんまに余裕なかったし、「史上最低の研究生」って言われて、何もできなくて悔しい初日を迎えたなって思い出があります。当時の感情をすごい思い出したというか、初日のフレッシュな感じとかを見て、すごい自分と重ねていた部分はありました。
横野 ダンスができない組だったのも、表情のパターンが少ないっていうのも言われてた。センターのプレッシャーも今になって感じるようになったので、初心を取り戻したというか、すごい刺激を受けました。
新澤 これから公演を重ねていくうちに、すごい成長すると思う。私もそうだったので。すごい楽しみやなっていうのと、私も「若手」っていうくくりにはいるんですけど、後輩も入ってきて、その肩書に甘えてられへんっていうのを最近すごく感じるようになったので、7期生にいい背中を見せられるように頑張っていきたい。
横野 話を聞いて、すごい一生懸命頑張ってることを知ってよかった。一緒にステージとかもいっぱい立って、次世代メンバーとしてこれからのNMBを一緒に作り上げていけたらいいなと思いました。【取材・星名希実】
◆和田海佑(わだ・みゆ)1997年(平9)3月29日、兵庫県生まれ。好きな食べ物はお肉、ゆで卵、メロン、豆乳。158センチ。AB型。愛称「みゅう」。
◆黒田楓和(くろだ・ふうわ)2004年(平16)9月19日、鳥取県生まれ。好きな食べ物は梨、カルビ。170センチ。血液型不明。愛称「ふわりん」。
◆早川夢菜(はやかわ・ゆな)2002年(平14)9月19日、大阪府生まれ。好きな食べ物はタルトケーキ、チーズ。153センチ。B型。愛称「ゆななん」。
<今後のNMB48>
「村瀬紗英卒業コンサート~Happy Saepy Ending~」(14日午後6時30分開演、大阪・オリックス劇場)。